Brine Shrimp Eggs (Artemia Cyst) 更新2007.2.25
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  ARTEMIA NEWS 2008.1.14

2007-8今年のHarvestの特徴

今期も例年通り2006101日から今シーズンの漁がスタートしました。湖は例年になく水位が低く、収穫量が懸念されていまして、実際、11月末に現地を訪問したときには、平均水位より4フィート程度低く、写真にあるように、桟橋の高さが船舶の甲板のかなり上にあるという状態でした。

水位が低く、桟橋と船の高さが合わない

また、南湖、北湖を分けるcausewayと呼ばれる大陸横断鉄道の両側を見ても、従来線路際ぎりぎりまで湖水のあったところが、南湖(写真右側)の湖岸線はずっと後退しており、北湖(写真左側)は一面の塩野原という景色をなしておりました。 現時点で最新の111日までの収穫量を見てみますと、バイオマス(収穫後水分を切った状態)で1,300万ポンド、 昨年同期の1,600万ポンドの約81%です。ただし、今期の収穫場所が昨年と大きく違い、湖岸では昨年の40%増の600万ポンド。さらに昨年には収穫のなかった、pond(池)で全体の約11.5%にあたる約150万ポンドの収穫がされており、もっとも良質の卵が採取される湖上では、昨年比55.4%減、今期全収穫量の43,8%である570万ポンドにとどまっています。今期は湖水中の浮遊卵数は多いものの、風や天候、塩分濃度の具合もあって、湖上に卵が筋状に集まり収穫ポイントとなるstreakが形成されず収穫量が伸びなかったものです。その分湖岸や池での収穫が増えているともいえます。

中央が南北に湖を仕切る鉄道、
左が北湖、右が南湖



                       広大な塩野原→

気になる品質の点では、現時点ではまだ予測はむずかしいものの、当初収穫時にすでに耐久卵が孵化しているなど、今までになく最悪と言う声も聞かれましたが、10月当初に採取されたものは大きさもそろい、色もよいといわれています。

現地では一月中旬には、通常冬眠期が終わるので、最終加工を予定していましたが、最新の情報では、冬眠期の終了が遅れており、加工を1月末頃まで延期したと報告されてきております。

現在、一月末の漁閉鎖日まであと2週間程度を残す状態でありますが、今後収穫漁が飛躍的に伸びるとは考えられず、日本で需要のある孵化率90%以上の高品質卵はとれてはいるものの、絶対量の不足は避けられないものと思われます。結果これに伴い当然価格は上昇するものと思われますが、現地では、過去に異常な価格高騰により、ブラインシュリン卵の需要減少を招いたという学習もあり、販売価格の調整がある程度行われる動きもあります。

むしろ問題は国内在庫が現在かなり少なくなっていると思われ、また本年の優良品の手当が遅れる可能性があることから、2-3月に需要シーズン入る魚種では、低品位品の使用を余儀なくされることになるかもしれないということにあるかもしれません。

結論として、今期は品質、価格、供給時期いずれも需要家側にとって厳しい状況にあると言わざるを得ないと思われます。

 その他の写真(未掲載 2008.1.14 )



  ARTEMIA NEWS 2007.2.25

2006-2007期に採取のアルテミア卵の品質について

今期(200610月〜)に収穫されたアルテミア卵の状況については収穫状況速報のページをご参照を御願いいたしますが、品質についての最新情報をお知らせいたします。

グレートソルトレークの今期の漁も131日をもって終了となりました。最終的な収穫量はバイオマスで約1,735万ポンドで昨年のほぼ1,8倍になっております。採取解禁は101日(昨年は2日)で、採取された卵は約2〜3ヶ月のダイヤポーズといわれる冬眠期の後、順次精製、製品化となります。今年も例年と同じく、1月半ば頃からダイヤポーズを終了したと判断して、製品化しておりますが、例年のように高品質の物がえられておりません。通常、シーズンの初期に採取した物が品質がよいので、今の時期に良質の物が得られないと言うことは今後も期待がもてないといえます。2月はじめにソルトレークを訪問し集めた情報では、この状況は採取業者に共通で、当方で入手、持ち帰ったサンプルでも、試験したところでは85%強程度の孵化率しか示しておりません。このような状況から判断しますと、今年は90%以上の孵化率の物の入手はかなり困難になるのではないかと思われます。また、良質品については価格の上昇も懸念されます。



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